ニュース詳細
「PLANT DATA 株式会社」が【豊橋技術科学大学大学発ベンチャー】の称号を授与されました。 (2020.3.24)
この度、「PLANT DATA 株式会社」が「国立大学法人豊橋技術科学大学」より【豊橋技術科学大学大学発ベンチャー】の称号を授与されましたので、 本ページ内にプレスリリースを掲載いたします。
報道関係者各位
プレスリリース
2020年3月24日
「PLANT DATA株式会社」に
【豊橋技術科学大学大学発ベンチャー】の称号を授与しました。
-植物の声を聴く、栽培管理のための植物診断-
<概要>
この度、国立大学法人豊橋技術科学大学 高山 弘太郎 教授が開発した植物診断技術の社会実装(特に,この地域で盛んな農業生産への速やかな導入)の加速化を目的として、 PLANT DATA株式会社に大学発ベンチャーの称号を授与しました。
PLANT DATA株式会社は、植物生体情報計測技術の開発と販売、および、植物生体情報の活用に関する各種サービスを提供する会社であり、 2014年に愛媛大学(農学部)発ベンチャーとして高山教授(クロスアポイントメントにて愛媛大学大学院農学研究科・植物工場研究センター 教授を兼務)らが起業したベンチャーですが、 このたび新たに豊橋技術科学大学大学発ベンチャーの称号を授与し、豊橋(本学)に工学的開発事業拠点を置くことで、工学と農学の二つの分野が有機的に融合した研究成果の社会実装を加速します。
これは、高山教授の本学エレクトロニクス先端融合研究所と愛媛大学植物工場研究センターにおけるクロスアポイントメントのメリットを最大限に発揮する試みでもあり、 工学と農学の融合研究の新たな社会貢献のあり方を提案します。
<目的・経緯>
国立大学法人豊橋技術科学大学(学長:大西隆)は、本学の研究成果を農業生産現場に導入可能な植物生育診断技術として実用化を目指すPLANT DATA株式会社に対して豊橋技術科学大学 大学発ベンチャー第2号として認定し、 称号の授与式を行いました。
エレクトロニクス先端融合研究所および先端農業・バイオリサーチセンターにおける先端農業工学分野の融合研究の成果が, 農業の生産性向上に貢献する技術として速やかに実装されることが期待できます。
認定授与式の様子